『紅枝垂地蔵桜』(べにしだれじぞうざくら)

郡山市中田町観光協会


 

 

初めまして!福島県の郡山市より東に車で約15分のところに中田町はございます。中田町は、全国でも珍しい、枝垂れ桜が点在する地区です。郡山市の天然指定記念物にも指定された、『紅枝垂地蔵桜』を始めとし、大小様々なたくさんの枝垂れ桜が咲き誇ります。鮮やかな濃い紅色の桜を見る為に、毎年全国からお客様が訪れます。是非、このたくさんの枝垂れ桜をご覧になってみて下さい。


五斗蒔田桜

 

不動桜

上石(あげいし)の不動桜は、樹高16m、幹周5.3m、見通16.8m、枝張りが東西に18m、南北に16.5mで傘状に広がっている樹齢約350年と推定される枝垂桜です。桜のそばに不動明王を祀るお堂があるところから「上石の不動桜」と呼ばれていますが、このお堂は、幕末、上石に移り住んだ三春藩士が寺子屋として使用し、子弟の教育をしたと伝えられています。

 

 

はなもも回廊

紅枝垂地蔵桜の近くに、一面に桃の花が咲き並ぶ『はなもも回廊』があります。思わず歩いて眺めたくなるような光景ですよ。綺麗な桃の花を見ながら、ゆったりと散歩してみてはどうでしょうか。地蔵桜が終わる頃に咲き始めます。

 

 

忠七桜

中田町牛縊本郷(うしくびりほんごう)にある『中七桜』。樹齢約170年の紅枝垂桜で、滝桜の子孫ではないかと考えられています。戊辰戦争の頃の話で、亡くなった人々の霊を慰める為にこの桜を植えたそうです。

 


 枝垂れ桜花番付で、『紅枝垂地蔵桜』が、西の横綱に選ばれました。東の大関には『不動桜』が選ばれました。他にも続々ランクイン♪全部で12本の桜が選ばれました。

 郡山で開花が一番遅いのですが、2018年は暖かい日が続いたので、4月の月初には開花しました。これには、地元の方も驚いていました。今までで一番開花の時期が早かったそうです。しかし、2017年は、4月の月末まで開花しなかったそうです。今年はいつ頃でしょうか。開花の時期が近付いてきましたら、蕾の様子をアップしていきます。